2021-2022 シーズンコンサート

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兵庫芸術文化センター管弦楽団 第129回定期演奏会
佐渡裕 タケミツ&マーラー【1月16日(日)公演】

日時

2022年1月16日(日) 開演 3:00 PM(開場 2:00 PM)

会場

兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

特別な世界観を持つ二つの作品を、豪華キャストで
2022年最初の定期演奏会で幕開けを飾るのは、日本を代表する作曲家、武満徹の「系図―若い人たちのための音楽詩―」。佐渡芸術監督にとって武満は、ベルリン・フィルデビューでも取り上げるなど、日本人としてこれからもレパートリーを増やし、世界に紹介し続けたい作曲家だといいます。武満晩年の作である「系図」は、家族をテーマとした楽曲。人気子役の白鳥玉季が、オーケストラにのせて、谷川俊太郎による詩を朗読します。アコーディオンの御喜美江は生前の武満と親交があり、日本公演の際は必ず指名されていた名手です。 後半はマーラーから、佐渡芸術監督が初めて取り上げることになる交響曲第4番。「時に不思議な音もあらわれ、天国のイメージも表現されて、まるで絵画を見ているかのような色彩感あふれる作品」と佐渡監督。第4楽章、天上の歓びを歌うソリストに迎えるのは、透明感のある歌声が魅力のソプラノ、石橋栄実。 実力派の豪華キャストとともに、佐渡芸術監督が独特の世界観を持つ二つの作品に挑む、意欲的な公演。お聴き逃しなく!

曲目

武満 徹 : 系図 ―若い人たちのための音楽詩―
マーラー : 交響曲 第4番 ト長調

曲目解説

出演

指揮・芸術監督/佐渡 裕
アコーディオン/御喜 美江
語り/白鳥 玉季
ソプラノ/石橋 栄実

主催

兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

助成
文化庁
料金

A4,000円 B3,000円 C2,000円 D1,000円(全席指定/税込)

チケット

チケット発売 9/11(土)

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※やむを得ない事情により、出演者・曲目等が変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

佐渡裕

芸術監督

佐渡 裕

Yutaka Sado

京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。1995年第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝。
これまでパリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルンWDR交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団(現・NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)等、欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。2015年より、オーストリアを代表し110年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任し、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。オランジュ音楽祭「蝶々夫人」(演奏:スイス・ロマンド管弦楽団)、トリノ王立歌劇場「ピーター・グライムズ」、「カルメン」、「フィガロの結婚」など海外のオペラ公演の実績も多数。
国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務める。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団を指揮した19枚目のCD「マーラー:交響曲第4番」を2024年1月にリリース。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP文庫/新書)など。 2023年4月より新日本フィルハーモニー交響楽団第5代音楽監督に就任。

オフィシャル ファンサイト : http://yutaka-sado.meetsfan.jp/

御喜 美江

アコーディオン

御喜 美江

Mie Miki

東京生まれ。16歳で単身渡独。ハノーファー国立音大ピアノ科でベルンエルト・エーベルトに師事。1973・74年、クリンゲンタール国際アコーディオン・コンクール(ドイツ)青年の部で連続優勝。これまでに小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ、スイス・ロマンド管弦楽団、佐渡裕指揮ベルリン・ドイツ交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団等、オーケストラとの共演も多数ある。兵庫芸術文化センター管弦楽団との共演は2013年以来2度目である。自主企画リサイタル「御喜美江アコーディオン・ワークス」を1988年より開催し、その革新的なプログラムが常に注目を集めている。高橋悠治、吉松隆、細川俊夫など、現代を代表する作曲家達が御喜の為に新曲を多数作曲している。CDは国内外で25枚以上リリース。2017年に発売の「J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集より」(BIS/キング・インターナショナル)は、ヨーロッパで最も権威のある≪OPUS KLASSIK(オーパス・クラシック賞)≫を受賞した。現在、フォルクヴァンク芸術大学(ドイツ)副学長、新疆音楽大学(中国)名誉教授。

白鳥 玉季

語り

白鳥 玉季

Tamaki Shiratori

2010年1月20日生まれ。東京都出身。2011年より1歳で芸能活動をスタート。2016年NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でテレビドラマ初出演をはたす。その後、映画「永い言い訳」(16)、「アウト&アウト」(18)など数々の作品に出演。中でもドラマ「凪のお暇」(19/TBS)、「テセウスの船」(20/TBS)では、実力派俳優とも対等に張り合う大人顔負けの演技により脚光を浴びる。同年公開の映画「mellow」、「酔うと化け物になる父がつらい」、「ステップ」、連続テレビ小説「エール」(NHK)、「彼女が成仏できない理由」(NHK)、大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK)、「一億円のさようなら」(NHKBS)など続いて出演。「極主夫道」(NTV)では主人公の娘、向日葵役を演じ注目を集める。何れも繊細でやや大人びた早熟な女の子役を演じ存在感を発揮し、出演作が相次いでいる。

石橋 栄実

ソプラノ

石橋 栄実

Emi Ishibashi

大阪音楽大学専攻科修了。大阪舞台芸術奨励賞、音楽クリティック・クラブ奨励賞、咲くやこの花賞、坂井時忠音楽賞、他受賞。1998年ドイツ・ケムニッツ市立劇場「ヘンゼルとグレーテル」にグレーテル役として招かれる。以来、新国立劇場「フィデリオ」マルツェリーネ、「ラ・ボエーム」ムゼッタ、「沈黙」オハル、「夕鶴」つう(鑑賞教室)他、多くのオペラに出演し続けている。兵庫県立芸術文化センターには、2005年開館記念「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル役、2007年度ワンコインコンサートNo.1アーティストアンコールリサイタル等に出演。また、交響曲・宗教曲のソリストとして全国のオーケストラと多数共演。NHK名曲リサイタル出演、Eテレ「クラシック音楽館」、NHK大阪85周年記念「ラジオ歌謡とその時代」TV出演、久石譲ジルベスターコンサート出演など、幅広く活動している。大阪音楽大学教授、大阪音楽大学付属音楽院院長。