2018-2019 シーズンコンサート

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日本オペラプロジェクト2018 森は生きている

森は生きている
日時

2019年3月23日(土) ・ 24日(日) 各日 14:00

会場

兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

森は生きている

やさしいむすめとわがままな女王が森で手に入れたものは―
美しいことば、珠玉の音楽で紡ぐ日本語オペラ

青少年を中心とした多くの方へ優れた舞台芸術を提供することを目的とし2000年にびわ湖ホールが制作したオペラ『森は生きている』。一流のキャスト・室内オーケストラ・本格的な舞台による“本物のオペラ”として再演を重ね、広く愛されている本作を、2019年春、兵庫で上演します。

ロシアの児童文学作家サムイル・マルシャークの作品を原作とし、林光が台本・作曲を手がけた日本語のオペラで、森=自然との共生など現代の私たちにも通じる深いメッセージがたくさんこめられています。
親しみやすいメロディに心温まるストーリー、幻想的な舞台―
客席の皆さんと歌うシーンもあり、お子さまから大人、オペラが初めてという方から大好きな方まで、お求めやすい価格で広くお楽しみいただけます。
美しい日本語と音楽が、心に響く。
大切なものを受け取りに、どうぞ劇場へお越しください。

曲目

■ あらすじ

ある大きな国のおおみそか。むすめは、わがままな女王が気まぐれにだした“おふれ”のために、冬に咲くはずのないマツユキ草を探しに雪深い森へ出かけます。そこで出会ったのは12の月の精たち。心優しいそのむすめのために4月の精は、ほかの月の精たちに頼んで1時間だけ「時」をゆずってもらいます。すると雪は消え、目の前にはたくさんのマツユキ草が…! マツユキ草を手に入れたむすめは、12の月の精の秘密を誰にも話さないと約束し、4月の精に指輪をもらい帰ります。そしてマツユキ草を渡された女王は、廷臣たちが引きとめるのにもかかわらず、自らもマツユキ草を摘むために、むすめの指輪を持って吹雪の森へと出かけていきます。そこで冬の森の厳しい寒さや大変な経験を経て、女王は大切なことを学ぶのでした。

出演

指揮・ピアノ/寺嶋 陸也
演出/中村 敬一
声楽アンサンブル/びわ湖ホール声楽アンサンブル
管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団メンバー(10名編成)

制作/滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、兵庫県立芸術文化センター

主催

兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
兵庫県立芸術文化センター・びわ湖ホール提携公演