2018-2019 シーズンコンサート

  • 特別演奏会
  • 予定枚数終了

芸術文化センター管弦楽団 特別演奏会 佐渡 裕 音楽の贈りもの ~We love L.B.~

日時

2019年4月6日(土) ・ 7日(日) 各日 14:00

会場

兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

“バーンスタインへの恩返し”
佐渡芸術監督が自信を持ってお届けする
恩師バーンスタイン 珠玉の名曲集

この春、佐渡裕芸術監督がお贈りするのは、2018年8月に生誕100周年を迎えたレナード・バーンスタインのスペシャル・コンサート。指揮者、作曲家、そして教育者として偉大な功績を遺した20世紀の巨匠バーンスタイン。今回は、バーンスタインが遺した数々の作品の中から、ブロードウェイで一世を風靡した「キャンディード」や「ウエスト・サイド・ストーリー」、そして、2019年夏に芸術文化センターで上演する「オン・ザ・タウン」から選りすぐったミュージカル・ナンバーを、佐渡監督プロデュースオペラでもおなじみ、小林沙羅、清水華澄、大山大輔の3名のソリストと共にお届けします。また、ジャズ・ビッグ・バンドのために書かれ、クラリネットの名手、ベニー・グッドマンが初演した「プレリュード、フーガ&リフス」や、ボストン交響楽団の100周年を記念しバーンスタインに委嘱され、小澤征爾の指揮で初演を飾った「ディヴェルティメント」など、最後の愛弟子=佐渡監督が自ら選曲した傑作の数々を、恩師バーンスタインとのエピソードを交えながらお贈りします。
バーンスタインの魅力がたっぷり詰め込まれた盛りだくさんのコンサート、どうぞご期待ください!

曲目

「音楽なんて大嫌い!」ピアノ : 白石 准
プレリュード、フーガ&リフス
ディヴェルティメント
『キャンディード』 より
序曲、影響されやすいの(老婆のタンゴ)、着飾ってきらびやかに
『ウエスト・サイド・ストーリー』 より
サムウェア、 トゥナイト
『オン・ザ・タウン』 より
3つのダンス・エピソード 第1番 グレート・ラヴァー
料理も得意よ、ロンリー・タウン、サム・アザー・タイム
ほか

出演

指揮・芸術監督/佐渡 裕
ソプラノ/小林 沙羅
メゾ・ソプラノ/清水 華澄
バリトン/大山 大輔
管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団

主催

兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

助成

舞台芸術創造活動活性化事業
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
独立行政法人 日本芸術文化振興会

佐渡裕

芸術監督

佐渡 裕

Yutaka Sado

京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。1995年第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝。
これまでパリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルンWDR交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団(現・NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)等、欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。2015年より、オーストリアを代表し110年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任し、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。オランジュ音楽祭「蝶々夫人」(演奏:スイス・ロマンド管弦楽団)、トリノ王立歌劇場「ピーター・グライムズ」、「カルメン」、「フィガロの結婚」など海外のオペラ公演の実績も多数。
国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務める。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団を指揮した19枚目のCD「マーラー:交響曲第4番」を2024年1月にリリース。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP文庫/新書)など。 2023年4月より新日本フィルハーモニー交響楽団第5代音楽監督に就任。

オフィシャル ファンサイト : http://yutaka-sado.meetsfan.jp/

大山 大輔

バリトン

大山 大輔

Daisuke Ohyama

東京藝術大学首席卒業。同大学院修士課程オペラ科修了。松田トシ賞、アカンサス音楽賞、同声会新人賞受賞。芸術文化センターでは、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ『メリー・ウィドウ』ダニロにてデビューを飾って以降、多くのオペラで活躍。特に、井上道義×野田秀樹『フィガロの結婚』フィガ郎、宮川彬良作曲 歌劇『ブラック・ジャック』タイトルロール、バーンスタイン『ミサ』セレブラント等、独自性の強い作品で主役として圧倒的な存在感を示している。宗教曲や古楽でも多数ソリストを務める他、役者として演劇作品への出演も多く、劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』ファントム役で客演等、ジャンルを越えて活躍。その多彩な経験と独自の表現力から、台本執筆、MC・ナレーション、歌唱・演技指導にも定評がある。洗足学園音楽大学ミュージカル・声楽コース講師。昭和音楽大学講師。東京メトロポリタンオペラ財団理事。

清水 華澄

メゾ・ソプラノ

清水 華澄

Kasumi Shimizu

国立音楽大学大学院首席修了。新国立劇場オペラ研修所を経て渡伊。07年『仮面舞踏会』ウルリカで二期会デビューを飾り、08年小澤征爾指揮新日本フィル『ファウストの劫罰』マルガレーテでは確かな歌唱力を披露。近年では新国立劇場及び中国国歌大劇院(北京)での『アイーダ』アムネリス、二期会『ドン・カルロ』エボリ公女などメゾの大役を演じて絶賛されている。第6回カルロス・ゴメス国際コンクール(伊)第2位入賞。二期会会員。

小林 沙羅

ソプラノ

小林 沙羅

Sara Kobayashi

東京藝術大学卒業、同大学院修了。2017年第27回出光音楽賞受賞。2010~2015年ウィーンとローマにて研鑽を積む。 2006年に国内デビュー後、数多くのオペラに出演する他、フォーレ「レクイエム」、マーラー「交響曲第4番」等のソリストとしても活躍。2019年7月には京都市交響楽団とモーツァルト/レクイエムで共演予定。古典から現代まで幅広いレパートリーを持ち、生き生きとした豊かな表現力が魅力。2012年ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタで欧州デビュー。2015年野田秀樹演出『フィガロの結婚』スザンナ(スザ女)役で全国10都市14公演に出演。
芸術文化センター佐渡裕芸術監督プロデュースオペラには、2011年『こうもり』アデーレ、2018年『魔弾の射手』エンヒェン役で出演。
2014年、2016年日本コロムビアよりCDをリリース。大阪芸術大学准教授。