2019-2020 シーズンコンサート

  • 室内楽シリーズ
  • 予定枚数終了

室内楽シリーズ64 パック・ウィンズ!

日時

2020年5月23日(土) 14:00

会場

兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール

《 公演中止 》

パリ・フルートコンクール優勝、元バイエルン放送響首席
フルート界の巨匠アンドラーシュ・アドリアンと贈る
木管楽器の柔らかなハーモニー

PACの木管セクションにスポットを当て、室内楽作品をお贈りする<PAC WINDS!>。今回特別ゲストにお招きするのは、世界的フルートの巨匠、アンドラーシュ・アドリアンです!
ハンガリーに生まれ、名匠ランパルの薫陶を受けたアドリアンは、パリ国際フルートコンクールで優勝した後、ミュンヘン・フィルやバイエルン放送響などヨーロッパ各地の名門オーケストラで首席を務めるだけでなく、室内楽やソリストとしても華々しく活躍し、現在はミュンヘン音楽大学での後進指導にも情熱を注ぐ、世界を代表するフルートの名手です。
13本の管楽器の音色が優しく重なり合うリヒャルト・シュトラウスの「セレナード」や、モーツァルトの名作「グラン・パルティータ」のアドリアン編曲による五重奏版など、木管楽器の魅力がたっぷりお楽しみいただけるプログラムを、音楽への深い理解と表現力を持つアドリアンとPACメンバーが、みなさまにお届けいたします。
ホールいっぱいに響く木管の優しい響きを味わう、至福のひとときをお楽しみ下さい。

曲目

モーツァルト : セレナード 第10番 「グラン・パルティータ」(アドリアン編曲 五重奏版)
R.シュトラウス : 13管楽器のためのセレナード
ほか

出演

特別ゲスト/アンドラーシュ・アドリアン (フルート)
出演/PAC木管セクション

主催

兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

フルート

アンドラーシュ・アドリアン

András Adorján

ブダペスト生まれ。コペンハーゲンで育ち、1974年よりミュンヘン在住。歯科学を学びディプロマを取得。フルートをオーレル・ニコレ、ジャン=ピエール・ランパルに師事、研鑽を積む。1968年コペンハーゲンにて開催されたJacob-Gade-Preisと、モントリオールで開催された国際フルートコンクールにて優勝後、1971年パリ国際フルートコンクールで第1位を獲得。これを機にソリスト、室内楽奏者、オーケストラ奏者として国際的なキャリアを歩み始める。1970年から1987年の間、ストックホルム、ケルン、バーデン=バーデン、ミュンヘンの各オーケストラの首席奏者を務め、1987年よりケルン音楽大学教授、1996年から2013年までミュンヘン国立音楽大学教授を歴任。2018年、シュニトケ記念モスクワ音楽大学の名誉教授に就任した。数多くの国際音楽祭からゲストとして招かれている。これまでに100以上の録音を発表しており、現代における最も著名な世界的フルート奏者の一人である。2018年に全米フルート協会(NFA)より特別功労賞を、2019年に中国フルート協会(CFA)より特別功労賞を受賞した。