2019-2020 シーズンコンサート

  • 名曲コンサート
  • 予定枚数終了

第36回名曲コンサート チャイコフスキー & ブラームス

日時

2020年4月29日(水・祝)  15:00

会場

兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

《 公演中止 》

今注目の気鋭が挑む、壮麗なチャイコフスキー
フランス・ヴァイオリン界の重鎮が描く、
生命力あふれるブラームス

耳なじみある名作を気軽に、豪華に楽しめるPAC名曲コンサート。2年半ぶりの開催となる今回は、フランス・ヴァイオリン界の重鎮=オリヴィエ・シャルリエと、今、勢いのある気鋭指揮者=角田鋼亮を招いてお贈りします。
前半は、壮麗かつダイナミックなチャイコフスキーの音楽。シェイクスピアの名悲劇を描いた「ロメオとジュリエット」、ナポレオン率いるフランス軍とロシア軍との戦いを迫力満載に描いた「1812年」と、趣の異なる2つの序曲を、角田のエネルギッシュなタクトでお楽しみください。
PAC4度目の登場となるシャルリエは、人間性豊かな音楽で、毎回聴く人の心を温かく満たしてきた名ヴァイオリニスト。今回奏でるのは、三大ヴァイオリン協奏曲の一つと謳われるブラームスの協奏曲です。オーケストラとの調和も美しいこの名曲。その人柄でPACメンバーからの信頼も篤いシャルリエとの共演で、瑞々しい音楽が生まれることでしょう!どうぞご期待ください。

曲目

チャイコフスキー : 幻想序曲 「ロメオとジュリエット」
チャイコフスキー : 大序曲 「1812年」 op.49
ブラームス : ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77

出演

指揮/角田 鋼亮
ヴァイオリン/オリヴィエ・シャルリエ
管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団

主催

兵庫芸術文化センター管弦楽団

助成

舞台芸術創造活動活性化事業
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
独立行政法人 日本芸術文化振興会

角田 鋼亮

指揮

角田 鋼亮

Kosuke Tsunoda

東京藝術大学大学院指揮科修士課程並びにベルリン音楽大学国家演奏家資格課程修了。2008年カラヤン生誕100周年記念の第4回ドイツ全音楽大学指揮コンクールで第2位入賞。2010年、第3回マーラー指揮コンクールにおいて最終の6人に残った。これまでに、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ブランデンブルグ交響楽団、札幌交響楽団、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市交響楽団などと共演している。2020年「令和元年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞」「名古屋市立文化振興事業団第36回芸術創造賞」を受賞。2018年よりセントラル愛知交響楽団常任指揮者を務めている。2016-2020年大阪フィルハーモニー交響楽団指揮者、2018-2022年仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者を歴任するなど、いま日本で最も期待される若手指揮者の一人として各地にて活躍の場を拡げている。2024年度よりセントラル愛知交響楽団音楽監督に就任予定。

公式ホームページ
http://kosuketsunoda.com/

オリヴィエ・シャルリエ

ヴァイオリン

オリヴィエ・シャルリエ

Olivier Charlier

弱冠10歳でパリ国立高等音楽院に入学し、ジャン・フルニエ、ピエール・ドゥカン、ジャン・ユボーに師事。ナディア・ブーランジェ、ユーディ・メニューイン、ヘンリク・シェリングら大家たちから才能を認められ、熱心な支援を受ける。17歳でミュンヘン国際コンクール第3位に輝いた後、モントリオール国際コンクール、ロン=ティボー国際コンクール、インディアナポリス国際コンクール等に入賞。
これまで、フランス国立管、パリ管、ロンドン・フィル、BBCフィル、バイエルン放響、チューリッヒ・トーンハーレ管、バーミンガム市響、ピッツバーグ響等と共演。サカリ・オラモ、アルミン・ジョルダン、グスターボ・ドゥダメル、シャルル・デュトワ、パスカル・ロフェ、井上道義、佐渡裕らの指揮のもとソリストを務めている。日本では、N響、読響、大阪フィル、兵庫PAC管などに登場。
録音も多数あり、プラハ室内管弦楽団を弾き振りしたモーツァルトの協奏曲など高い評価を得ている。 使用楽器は1747年製カルロ・ベルゴンツィ。