2020年10月17日（土）  14:00  公演時間 約90分・休憩なし

新型コロナウイルスの影響で中止となった2020－21シーズン定期演奏会。それでもなお、感染防止策を徹底しながら劇場で音楽をお届けしたい！ということで、今シーズンは特別演奏会に振り替えて開催します。今回はチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」「交響曲第4番」をお贈りします。
1878年に完成した「ヴァイオリン協奏曲」は、当初ヴァイオリニストに演奏不能と評されたこともある、超絶技巧とロシア的なメロディーが特徴の作品です。「交響曲第4番」は【運命】を主題とした作品。チャイコフスキー自身の人生を投影していると言われています。
今回の指揮は、PAC2度目の共演となる大井剛史。緻密な解釈に基づく誠実な指揮が好評を博しています。ソリストの木嶋真優は、卓越した技術を誇る人気沸騰中のヴァイオリニスト。最近は「NHK紅白歌合戦」出場などテレビでの活動も増え、ますます注目を集めています。
2020年はチャイコフスキー生誕180年となる記念の年です。ぜひこの機会に、チャイコフスキーの名曲を味わってみてください。

■ チャイコフスキー ： ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
■ チャイコフスキー ： 交響曲 第4番 ヘ短調 op.36

曲目解説

指揮／大井 剛史
ヴァイオリン／木嶋 真優
管弦楽／兵庫芸術文化センター管弦楽団

兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

文化庁文化芸術振興費補助金（舞台芸術創造活動活性化事業）
独立行政法人 日本芸術文化振興会