2020-2021 シーズンコンサート
- 特別演奏会
- 予定枚数終了
佐渡 裕 アルプス交響曲
2020年9月19日(土)、20日(日) 14:00 公演時間 約60分・休憩なし
佐渡裕とPACだからこそできる挑戦!
音楽でアルプス登山の旅へ―
新型コロナウイルスの影響により、2020-21シーズンの定期演奏会は当面の間取り止めとなりましたが、もともと予定していた「アルプス交響曲」だけはぜひ取り上げたい!ということで、特別演奏会として開催する運びとなりました。
とはいえ、「アルプス交響曲」は約120名の奏者を必要とする曲。奏者間の距離を取り、大人数のオーケストラが舞台に乗ることはできるのでしょうか。実は会場となるKOBELCO大ホールは四面舞台となっており、音響反射板の背後と舞台袖にも、舞台と同じ広さの空間が隠れています。今回は音響反射板を後ろに下げ、舞台面を大きくすることによって実現することができました。
R. シュトラウス「アルプス交響曲」は、彼のアルプス登頂経験をもとに作られたと言われています。夜明け前に出発し、滝の音、牧場の牛の鳴き声を聴きながら頂上へ。山頂の音楽は、アルプスの雄大な風景を想像させることでしょう。激しい嵐はウィンドマシーンやサンダーマシーンで表現。珍しい楽器が登場するのもこの作品の聴きどころです。
佐渡裕と約120名の奏者が繰り広げる迫力の演奏で、約1時間の登山の旅をご堪能ください!
R. シュトラウス : アルプス交響曲 op.64
指揮・芸術監督/佐渡 裕
管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団
兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
助成/文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
独立行政法人 日本芸術文化振興会
芸術監督
佐渡 裕
Yutaka Sado
京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。1995年第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝。
これまでパリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルンWDR交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団(現・NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)等、欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。2015年より、オーストリアを代表し110年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任し、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。オランジュ音楽祭「蝶々夫人」(演奏:スイス・ロマンド管弦楽団)、トリノ王立歌劇場「ピーター・グライムズ」、「カルメン」、「フィガロの結婚」など海外のオペラ公演の実績も多数。
国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務める。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団を指揮した20枚目のCD「マーラー:交響曲第1番」を24年5月にリリース。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP文庫/新書)など。 2023年4月より新日本フィルハーモニー交響楽団第5代音楽監督に就任。
オフィシャル ファンサイト : http://yutaka-sado.meetsfan.jp/