2022-2023 シーズンコンサート

  • 定期演奏会
  • 予定枚数終了

兵庫芸術文化センター管弦楽団 第140回定期演奏会
ドヴォルザーク&シュトラウス【3月24日(金)公演】

日時

2023年3月24日(金) 開演 3:00 PM(開場 2:15 PM)

会場

兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

音楽で詩情あふれるドラマを描く

世界の主要歌劇場やオーケストラを指揮して高く評価される世界的指揮者準・メルクルが、PAC 定期初登場。19世紀末に書かれた、詩情に満ちた作品を届けます。
ドヴォルザークの交響詩「水の精」は、ボヘミアの作家、カレル・ヤロミール・エルベンの詩に基づく 作品。湖に住む水の精と、彼の妻となった人間の女性、彼女の母をめぐる悲しい物語が描かれます。続くチェロ協奏曲のソリストは、1988年パリ生まれ、2017年にドイツ・グラモフォンと専属契約を締結 したカミーユ・トマ。ドヴォルザークの天才的な旋律を美しく歌い上げます。コロナ禍で外出禁止令が 出た2020年4月、自宅の屋根の上でチェロを弾く動画もSNSで話題となりました。
後半はR.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」。ニーチェの著作から着想を得て書かれた この交響詩は、映画「2001年宇宙の旅」で流れる“自然の動機”でもおなじみです。
佐渡裕芸術監督は、若き日にタングルウッドで共に学んだ準・メルクルを、「オーケストラビルダーと しての能力が大変高い」と評します。PACとともに、音楽で壮大なドラマを描いてくれることでしょう。

曲目

ドヴォルザーク:交響詩「水の精」op.107, B.195
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104, B.191
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30, TrV 176

出演

指揮:準・メルクル
チェロ:カミーユ・トマ
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団

主催

兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

助成
文化庁
料金

A 4,000円 B 3,000円 C 2,000円 D 1,000円(全席指定/税込)

チケット

チケット発売 9/10(土)

インターネット予約
■芸術文化センター
チケット情報はこちら
■イープラス
http://eplus.jp
■チケットぴあ
http://pia.jp/t/
■ローソンチケット
http://l-tike.com

電話予約
■芸術文化センターチケットオフィス
0798-68-0255 

直接購入
■芸術文化センター2階総合カウンター(9/11(日)より、残席がある場合のみ)

チケット予約
■芸術文化センター
チケット情報はこちら

【お問合せ】芸術文化センターチケットオフィス
0798-68-0255(10:00AM~5:00PM 月曜休 ※祝日の場合翌日)

■他の公演
3月25日(土) 15:00 開演
3月26日(日) 15:00 開演

新型コロナウイルス感染予防対策 ご協力のお願い
<チケットご購入のお客様へお願い>新型コロナウイルス感染予防対策にご協力をお願いします。
※芸術文化センターでのご購入時には、来場者情報把握のため、先行予約会員(無料)へのご登録をお願いしております。なお、お一人様2枚までとさせていただきます。
※入場者数を制限して販売する場合があります。
※プレイガイドでの販売はインターネットのみとさせていただきます。取扱いについては各プレイガイドにお問合せください。
※37.5℃以上の発熱がある方は入場をお断りさせていただきます。
※マスクを着用されない方はご入場いただけません。(マウスシールド不可)
※感染の再拡大等により、公演の中止や、出演者、公演内容、座席配置等が変更となる場合がございます。
 
<ご来場前にウェブサイト掲載の「当センターをご利用のお客様へ」をご確認ください>

※プレイガイドでのお取り扱いについては各プレイガイドにお問い合わせください。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※やむを得ない事情により、出演者・曲目等が変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

準・メルクル

指揮

準・メルクル

Jun Märkl

ミュンヘンで生まれ、ハノーファー音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮を学ぶ。チェリビダッケ、マイヤーに師事。86年にドイツ音楽評議会の指揮者コンクールで優勝、その翌年にボストン交響楽団の奨学金を得てタングルウッド音楽祭に参加し、バーンスタイン、小澤征爾に学ぶ。これまでにザールラント州立劇場、マンハイム国立劇場、リヨン管弦楽団の音楽監督、MDRライプツィヒ放送交響楽団、バスク国立管弦楽団の首席指揮者を歴任。2021年シーズンから、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、台湾国家交響楽団(NSO)芸術顧問、ハーグ・レジデンティ管弦楽団首席客演指揮者に就任。
ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などオペラでの華々しい活躍と同時に、クリーブランド管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団など世界的なオーケストラとの共演を重ねている。
レコーディング活動も活発で、NHK交響楽団、リヨン管弦楽団、MDRライプツィヒ放送響などとすでに50タイトル以上のCDをリリースしている。
2012年フランス芸術文化勲章・シュヴァリエを受章。

カミーユ・トマ

チェロ

カミーユ・トマ

Camille Thomas

パリ生まれ。カミーユ・トマは、2014年、フランスのヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークにて、最も将来性のある器楽独奏者に贈られる「新人賞」にノミネート。18年1月には、フォーブスの栄誉ある「世界を変える30歳未満の30人」に選ばれた。
これまでサンタ・チェチーリア管、シンフォニア・ヴァルソヴィア、南西ドイツ放送響、スロヴァキア・フィル、ブルターニュ管、ブリュッセル・フィル、リエージュ王立フィル、ラムルー管、イリノイ響等、数々のオーケストラと共演。パリのサル・ガヴォーやシャンゼリゼ劇場、ジュネーヴのヴィクトリア・ホール、ハンブルク・エルプ・フィルハーモニーからも招かれている。
17年ドイツ・グラモフォンと専属契約、DGインターナショナル史上初の女性チェリストとなった。最新盤はファジル・サイの新作チェロ協奏曲他を収めた『ヴォイス・オブ・ホープ』。
使用楽器は、日本音楽財団より賃与された1730年製ストラディヴァリウス“フォイアマン”。