2020-2021 シーズンコンサート
- 特別演奏会
- 予定枚数終了
ザ・ブラームス
2021年2月20日(土) 15:00 公演時間 約2時間(休憩含む)
世界の名門オーケストラが注目する若手指揮者 カーチュン・ウォンが贈るブラームス
2007年チャイコフスキー国際コンクール優勝 神尾真由子は4年ぶりの登場!
※お知らせ(2021/1/6)
指揮者がジャンルイジ・ジェルメッティからカーチュン・ウォンに、ヴァイオリンがボリス・ベルキンから神尾真由子に変更となりました。
新型コロナウイルスの影響により、兵庫芸術文化センター管弦楽団では2020-2021シーズンの定期演奏会を取りやめ、2020年9月より特別演奏会の形で公演を開催しています。今回はもともと出演を予定していた指揮者のジャンルイジ・ジェルメッティ、ヴァイオリニストのボリス・ベルキンに代わり、指揮はカーチュン・ウォン、ヴァイオリンは神尾真由子でブラームスの人気作、「ヴァイオリン協奏曲」と「交響曲第1番」をお届けします。
カーチュン・ウォンは1986年生まれの若手ながら、ニュルンベルク交響楽団で首席指揮者を務めるなど世界の名門オーケストラから引っ張りだこの指揮者です。PACとは2019年11月の定期演奏会で共演し、好評を博しました。また、ヴァイオリニストの神尾真由子は、2007年にチャイコフスキー国際コンクールで優勝経験のある世界的奏者。PACとは2017年6月の定期演奏会以来、約4年ぶりの共演です。
今回お届けする「ヴァイオリン協奏曲」はブラームスがヴァイオリンの名手ヨーゼフ・ヨアヒムからアドバイスを得ながら書き上げた傑作で、ヴァイオリニストにとっては優れたテクニックのみならず、オーケストラとの調和が重要な作品です。「交響曲第1番」は、完成に21年もの歳月を要したというブラームス最初の交響曲。作曲当時は「ベートーヴェンの第10番」とも評されたという名曲中の名曲です。
世界が注目する2人の音楽家とPACが贈るブラームスに、どうぞご期待ください。
■ ブラームス : ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
■ ブラームス : 交響曲 第1番 ハ短調 op.68
兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
独立行政法人 日本芸術文化振興会
指揮
カーチュン・ウォン
Kahchun Wong
日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者およびドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。2024年秋からは英国マンチェスターに本拠を置くハレ管弦楽団の首席指揮者兼アーティスティック・アドバイザーに就任することが決定している。シンガポール出身。
ヴァイオリン
神尾 真由子
Mayuko Kamio
2007年に第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝し、世界中の注目を浴びた。ニューヨーク・タイムズ紙でも「聴く者を魅了する若手演家」「輝くばかりの才能」と絶賛される。バイエルン州立歌劇場管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめとする国内外の主要オーケストラと共演。2020年10月に6年ぶりとなる「JSバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」の新譜を発表。初録音となるバッハ無伴奏パルティータ3曲を、2020年6月コロナ禍の中、東京でも屈指の音響効果を誇る浜離宮朝日ホールにてセッション録音を実施した。
これまで里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博、原田幸一郎、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、ザハール・ブロンの各氏に師事。楽器は宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス1731年製作「Rubinoff」を使用している。大阪府知事賞、京都府知事賞、第13回出光音楽賞、文化庁長官表彰、ホテルオークラ音楽賞はじめ数々の賞を受賞。