members
PACオーケストラの
メンバー紹介
兵庫芸術文化センター管弦楽団は、阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして、2005年10月にオープンした兵庫県立芸術文化センター専属のオーケストラです。このオーケストラは、世界各地のオーディションで選ばれた若手演奏家で構成されるフレッシュかつインターナショナルなオーケストラです。また、アカデミーの要素も持ち、楽団員は在籍期間内に様々な公演での演奏を通じ、オーケストラ奏者としての経験を積んでいきます。芸術監督には佐渡裕があたるほか、コンサートマスターに田野倉雅秋、豊嶋泰嗣が就任。また、国内外一流の指揮者、ソリスト、コーチ陣も招聘し、定期演奏会、特別公演、室内楽演奏会、青少年鑑賞公演、アウトリーチ活動、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラへの出演など、多彩な活動を展開していきます。
佐渡 裕Yutaka Sado
京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。1995年第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝。
これまでパリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルンWDR交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団(現・NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)等、欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。2015年より、オーストリアを代表し110年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任し、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。オランジュ音楽祭「蝶々夫人」(演奏:スイス・ロマンド管弦楽団)、トリノ王立歌劇場「ピーター・グライムズ」、「カルメン」、「フィガロの結婚」など海外のオペラ公演の実績も多数。
国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務める。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団を指揮した20枚目のCD「マーラー:交響曲第1番」を24年5月にリリース。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP文庫/新書)など。 2023年4月より新日本フィルハーモニー交響楽団第5代音楽監督に就任。
オフィシャルファンサイト:http://yutaka-sado.meetsfan.jp
芸術文化センター管弦楽団の普及的場面から定期演奏会まで、幅広くその役割を担います。
岩村 力Chikara Iwamura
早稲田大学理工学部電子通信学科、および桐朋学園大学演奏学科を卒業。マスタープレイヤーズ指揮者コンクール優勝ほか、数多くのコンクールにて入賞。これまでにハンガリー響、N響等国内外のオーケストラを指揮し高い評価を得ている。07年イタリア/コルティナにてパドヴァ室内管弦楽団を指揮しマルタ・アルゲリッチと共演するなど国際的にも活躍。国内オーケストラの定期演奏会では日本人作曲家の作品を取り上げ高い評価を博す。2000-07年NHK交響楽団アシスタントコンダクター。2015年、兵庫県功労者表彰(文化功労)受賞。
コンサートマスター
芸術文化センター管弦楽団では、オーケストラ、オペラ、室内楽のスペシャリスト2名が、このオーケストラの顔として活躍します。
田野倉 雅秋Masaaki Tanokura
4歳よりヴァイオリンをはじめ、東京藝術大学附属音楽高校を経てジュリアード音楽院にて故ドロシー・ディレイ、チョーリャン・リンの各氏に師事し学士号を取得。全日本学生音楽コンクール第1位、日本音楽コンクール第2位、アスペン音楽祭コンチェルトコンクール優勝、ニールセン国際コンクール優勝。ソリストとして日本フィル、大阪フィル、名古屋フィル、広島響、中部フィル、オーデンセ響、アスペン・コンサートオーケストラ、チェコ国立劇場管などのオーケストラ、外山雄三、秋山和慶、大植英次、広上淳一、ラン・シュイ、ヤン・ワーグナー、マーティン・ブラビンズ、アラン・ブリバエフ、大友直人、山田和樹、川瀬賢太郎などの指揮者と共演している。広島響、名古屋フィルコンサートマスター 、大阪フィル首席コンサートマスターを歴任し、2019年日本フィルコンサートマスターに就任、現在同楽団ソロ・コン サートマスターおよび兵庫芸術文化センター管弦楽団コンサートマスター。国内外のオーケストラや指揮者からのコンサートマスターとしての指名も多く、その信頼はとても厚い。東京都出身。
豊嶋 泰嗣Yasushi Toyoshima
桐朋学園女子高等学校、桐朋学園で江藤俊哉、アンジェラの両氏に師事。88年のサントリーホールでリサイタルデビュー、その後ベルリン放送響、バシュメット&モスクワソロイスツ、ロンドン・モーツァルト管弦楽団等、国内外のオーケストラと共演。大学卒業と同時に弱冠22才で新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターに就任。1991年村松賞、第1回出光音楽賞、92年芸術選奨文部大臣新人賞、13年兵庫県文化賞受賞。京都市立芸術大学准教授、桐朋学園大学および大学院非常勤講師。
コアメンバー
コアメンバーは、主として35歳以下の若手演奏家で構成するプロフェッショナルです。日本、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど全世界から公募しています。定期演奏会、室内楽公演、オペラ、バレエなどの公演を通じ、バロックから現代にわたるオーケストラのレパートリーを最長3年間で実践します。
ヴァイオリン
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Hikaru Arai荒井 ひかる
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Seika Ikeda池田 聖香
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Natsuko Inoko猪子 奈津子
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Akari Iwasaki岩崎 朱里
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Naxin Yinイン・ナシン
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Honoka Uehara上原 帆海
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Sayaka Ogura小椋 小野花
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Asako Kato加藤 あさこ
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Erena Kobayashi小林 絵莉奈
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Ikumi Shishido宍戸 育実
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Ayano Tajiri田㞍 彩乃
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Mana Tatsumi辰巳 真菜
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Mamiko Hara原 麻美子
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June Hitsumoto櫃本 樹音
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Saeko Fujioka藤岡 佐恵子
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Kanna Yamamoto山本 栞奈
ヴィオラ
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Seina Kato加藤 星南
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Sophia Sunソフィア・サン
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Rei Tanaka田中 玲
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Woo Seok Choチョ・ウソク
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Gene Hotta堀田 仁
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Saho Yamamoto山本 紗帆
チェロ
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Kaoru Aiura相浦 薫
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Júlia Shimanuki Stullerゆりあ・島貫・シュトゥッレール
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Fiona Chengフィオナ・チェン
コントラバス
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Takehiro Takayama髙山 雄弘
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Kazuki Motohashi本橋 和樹
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Zhenyuan Yaoヤオ・ジェンヤン
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Victor Leeヴィクター・リー
フルート
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Koharu Ishihara石原 小春
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Yeji Shinシン・イェジ
オーボエ
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Shih-Ying Huangホァン・シーイン
クラリネット
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Marie Hayashi林 まり恵
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Li-Ling Leeリー・リーリン
バスーン
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Lucas Zeiterルーカス・ジーター
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Saki Suyama陶山 咲希
ホルン
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Kanata Unane宇名根 叶多
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Inari Moilanenイナリ・モイラネン
トランペット
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Fumiya Kawahara河原 史弥
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Ayako Yonemoto米本 紋子
トロンボーン
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Stefan Benčïčステファン・ベンチッチ
バス・トロンボーン
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Reo Yamada山田 怜央
ティンパニ & パーカッション
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Felix Koフェリックス・コウ
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Takuya Moriyama森山 拓哉
レジデント・プレイヤー
シーズンごとにオーディションで選ばれ、1年を通じてPACオーケストラのコアメンバーと共に様々な公演に参加する奏者。
ヴァイオリン
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Kana Kitajima北島 佳奈
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Minori Yoshida吉田 みのり
ヴィオラ
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Mariko Kitatani北谷 茉莉子
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Hanae Shima島 英恵
アフィリエイト・プレイヤー
芸術監督の推薦で選ばれ、PACオーケストラで演奏活動を行いながら運営をサポートする奏者。
ヴァイオリン
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Takako Otake大竹 貴子
チェロ
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Kenji Sasaki佐々木 賢二
テューバ
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Misato Kawagishi川岸 三哲※インスペクター兼務
パーカッション
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Yoshiko Ozawa小澤 佳子
楽団スタッフ
- 楽団部長
- ■ 奥見 知子
- チーフ・プロデューサー
- ■ 横守 稔久
- オーケストラ・マネージャー
- ■ 山内 雅豊
- パーサネル・マネージャー
- ■ 前田 佳江
- アシスタント・ステージ・マネージャー
- ■ 平井 穂乃香
- ライブラリアン
- ■ 加藤 千香子(アドヴァイザー) ■ 内藤 安佐子
- アシスタント・ライブラリアン
- ■ 宮ノ原 綾音
- 広報担当マネージャー
- ■ 大歳 麻衣子
- 広報担当
- ■ 宮川 芳子
- 楽団スタッフ
- ■ 勝本 麻子 ■ 大越 智子
- 楽団総務担当課長
- ■ 中島 健二
- 総務
- ■ 寺田 卓矢 ■ 石田 薫