2018-2019 シーズンコンサート

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茂木大輔の生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会

茂木大輔の生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会
日時

2019年8月3日(土) ・ 4日(日) 各日 15:00

会場

兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

茂木大輔の生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会

スクリーンのイラストと解説とともに名曲を楽しめる
“のだめ”の音楽会が今夏もやってくる!

1日目は「のだめカンタービレ」で取り上げられた作品の中でもとりわけオーケストラの魅力を堪能できる曲を集めたスペシャルプログラム!ベルリオーズやR.シュトラウスなど、スペシャリストたちが残した傑作ばかりを厳選しました。卓越したオーケストレーションで「管弦楽の魔術師」と称されるラヴェルが編曲した「展覧会の絵」では、作品に携わった芸術家たちの友情をテーマにした感動的なスライドも必見です!

2日目はアンケートでも常にリクエストの多かったモーツァルトを大特集します。前半は、のだめ登場曲の中でも不動の人気を誇る「オーボエ協奏曲」や「2台のピアノのためのソナタ」などの名作を、スクリーンに投影されるのだめのストーリーとともにお楽しみください。また後半は、毎回大好評の「解説コーナー」でモーツァルトの代表作を少しずつ聴きながら人生をたどり、最後の交響曲ともなった不滅の金字塔、交響曲第41番「ジュピター」を渾身の演奏でお聴きいただきます。

曲目

PROGRAM

8月3日(土)
<のだめカンタービレと管弦楽の魔術師たち>
■ベルリオーズ : 序曲 「ローマの謝肉祭」 作品9
■R.シュトラウス :
交響詩 「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 作品28
■リムスキー=コルサコフ : 交響組曲 「シェエラザード」 作品35より
第3楽章 『若い王子と王女』
■バルトーク : 「舞踏組曲」 Sz.77より 第1曲、終曲
■ムソルグスキー(ラヴェル編) : 組曲 「展覧会の絵」

8月4日(日)
<のだめカンタービレのモーツァルト>
オール・モーツァルト・プログラム
■歌劇 「後宮からの逃走」 K.384 序曲
■2台のピアノのためのソナタ 二長調 K.448 より 第1楽章
< ピアノ : 酒井 有彩、太田 糸音 >
■きらきら星変奏曲 ハ長調 K.265
(『ああ、お母さん、あなたに申しましょう』の主題による12の変奏曲)
< ピアノ : 酒井 有彩 >
■「トルコ行進曲」 : ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331 より 第3楽章
< ピアノ : 太田 糸音 >
■オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
< オーボエ : 浅原由香 >
■「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 ト長調 K.525 より 第1楽章
特別解説 「モーツァルトの人生」 (実演付き)
■ 交響曲 第41番 ト長調 K.551 「ジュピター」

出演

企画・指揮・おはなし/茂木 大輔
ソリスト (4日のみ)/酒井 有彩(ピアノ) 、太田 糸音(ピアノ)、
浅原 由香(オーボエ)
管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団

主催

関西テレビ放送、兵庫県、兵庫県立芸術文化センター、キョードー
企画/茂木大輔、公益財団法人かすがい市民文化財団
制作/M music Labo.

茂木大輔

企画・指揮・おはなし

茂木大輔

Daisuke Mogi

ミュンヘン国立音楽大学大学院修了(オーボエ専攻)、バンベルク交響楽団、バイエルン放送交響楽団などの首席オーボエ奏者に客演するほか、ヘルムート・リリンクのもとバッハ演奏を集中的に学び、録音や世界各地への演奏旅行などに参加。1986年からシュトウットガルト・フィルハーモニー管弦楽団の第1オーボエ奏者を経て、1990年から2019年まで30年間に渡りNHK交響楽団首席オーボエ奏者を務めた。2018年、その功績によりN響より「有馬賞」受賞。ソロ、協奏曲、音楽祭への出演など多方面で活躍するほか、独自の企画による多数のCDをリリースして注目を集める。1996年から指揮活動に入り、オーケストラの楽器やバッハの教会音楽、ベートーヴェンのシンフォニーなどの解説コンサートで全国的に活躍。
二ノ宮知子「のだめカンタービレ」原作に取材協力、ドラマ、アニメ、映画では「クラシック音楽監修」と俳優の演奏演技指導などを担当した。自ら企画・指揮する「生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会」を全国展開。一流オーケストラとソリストを起用して本格的演奏で高い評価を得ている。
現在までに仙台フィル、山形交響楽団、アンサンブル金沢、東京フィル、名古屋フィル、京都市響、日本センチュリー交響楽団、兵庫PAC、広島交響楽団、九州交響楽団、琉球交響楽団、シエナ・ウインド・オーケストラなど多数の団体を指揮している。
山下洋輔・筒井康隆をはじめジャズや文学とのコラボレーション、作曲、即興、「N響アワー」「ららら・クラシック」「DJクラシック」「たけしの誰でもピカソ」「NMBとまなぶくん」などテレビ・ラジオへの出演、NHKカルチャーを始めとするレクチャー、音楽史研究、楽譜研究など活動は硬軟含めて極めて多岐に渡っている。
2009年より、4年間にわたって東京音楽大学および大学院にて指揮実技、音楽理論、スコアリーデイングなどを学び、2013年優秀な成績をもって大学院を卒業。指揮を故岩城宏之、および外山雄三、広上淳一、田代俊文、三河正典の各氏に師事。2019年よりオーボエ奏者としての活動に終止符を打ち、専業指揮者として活躍を始める。同時に母校東京音楽大学の指揮科で助教として後進の指導にもあたっている。執筆でも知られ、「決定版オーケストラ楽器別人間学」(中公文庫)、「交響録N響で出会った名指揮者たち」(音楽之友社)など多数の著書がある。

太田 糸音

ピアノ

太田 糸音

Shion Ota

2000年生まれ。東京音楽大学付属高等学校を2年次で早期修了し、2020年20歳(3年次)にて同大学ピアノ演奏家コース・エクセレンスを早期卒業。現在、名古屋芸術大学大学院音楽研究科およびベルリン芸術大学大学院に在学し、横山幸雄、ビョルン・レーマンの両氏に師事。第64回全日本学生音楽コンクール小学校の部全国大会第2位、第67回中学校の部全国大会第1位、第17回浜松国際ピアノアカデミーコンクール第5位、第21回松方ホール音楽賞第1位、 2018年マルタ国際ピアノコンクールにて第2位(マルタ共和国)、 2020年グローリア・アーティス国際ピアノコンクールカテゴリーにて第1位(オーストリア)、 2021年シドニー国際ピアノコンクールにて第6位、ノエル・ミュートン=ウッド・プライズ(オーストラリア)など、多数のコンクールで入賞。兵庫県立芸術文化センター主催「ワンコイン・コンサート」「ドリームコンチェルト」をはじめとする国内外でのリサイタル出演、オーケストラとの共演を果たす。また、室内楽での活躍の場も広げる。2013~2015年度ヤマハ音楽振興会音楽奨学支援奨学生、2017年度公益財団法人青山音楽財団奨学生、 2019, 2020年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生、2020年度公益財団山田貞夫音楽財団奨学生、2021年度明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生。
太田糸音 ホームページ
https://www.shion-ota.com