2018-2019 シーズンコンサート

  • 室内楽シリーズ
  • 予定枚数終了

室内楽シリーズ60 パック・ウィンズ!

日時

2019年3月9日(土) 14:00

会場

兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール

柔らかい音色、心地よい響き
日本を代表するオーボエ奏者・古部賢一とPACメンバーが贈る、
珠玉の木管アンサンブル

木管楽器の心地よいアンサンブルを心ゆくまで味わえる<パック・ウィンズ!>。今回の特別ゲストは、大阪出身、東京藝大在学中に弱冠22歳で新日本フィルハーモニー交響楽団の首席奏者に就任、室内楽演奏からジャンルを超えた共演まで幅広く活躍する、甘く柔らかい音色が持ち味の日本を代表するオーボエ奏者、古部賢一です。
お届けするのは、愛らしく軽やかなモーツァルトらしい旋律がちりばめられた「セレナード第11番」、同じ編成で、20代の若かりしベートーヴェンが書いた「八重奏曲」など、木管楽器それぞれの表情豊かな音色と技巧をたっぷりお楽しみいただけるプログラム。楽器を扱うさまや奏者の息遣いを間近に感じることができるのも、この室内楽シリーズならではの醍醐味。日頃のオーケストラ内での演奏とはまた違った管楽器の魅力を発見していただけることでしょう!どうぞ、ご期待ください。

曲目

モーツァルト : セレナード 第11番 変ホ長調
ベートーヴェン : 八重奏曲 変ホ長調
リゲティ : 6つのバガテル
グノー : 小交響曲

出演

特別ゲスト/古部 賢一 (オーボエ)
出演/PAC木管セクション

主催

兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

古部賢一(オーボエ)

オーボエ

古部賢一

Ken-ichi Furube

東京芸術大学在学中、22歳で小澤征爾率いる新日本フィルハーモニー交響楽団に首席オーボエ奏者として就任以降、2020年3月まで30年間にわたり大きな功績を残した。同年4月より同団客員首席奏者となる。
1995年~1996年、アフィニス文化財団海外研修員としてドイツ国立ミュンヘン音楽大学大学院に留学。
イタリア合奏団、ミラノ・スカラ弦楽合奏団、ザルツブルク室内管、東京フィル、N響室内合奏団など国内外の数多くのオーケストラのソリストとして、また、ハンブルク北ドイツ放送響(現・NDRエルプフィル)、ベルリン・ドイツ響などにも客演首席奏者として招かれるほか、ラ・フォル・ジュルネTOYKO、セイジ・オザワ松本フェスティバル、宮崎国際音楽祭、木曽音楽祭などにもソリスト、室内楽奏者として定期的に出演。ピアノの塩谷哲、ギターの渡辺香津美、鈴木大介、箏の野坂惠璃とのコラボレーションなど、ジャンルを超えた活動も展開している。2020年4月より、東京音楽大学准教授。相愛音楽大学非常勤講師、札幌大谷大学芸術学部の客員教授のほか、国際オーボエコンクール・軽井沢、日本音楽コンクール等の審査員をつとめるなど、後進の指導にもあたっている。2000年、第10回出光音楽賞受賞。