2018-2019 シーズンコンサート

  • 室内楽シリーズ
  • 予定枚数終了

室内楽シリーズ58 パック・パーカッション!

日時

2018年11月17日(土) 14:00

会場

兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール

躍動のリズム!華麗なる技が舞う!
魅惑のパーカッション・ワールドへようこそ

セクションごとにアンサンブルをお届けする<室内楽シリーズ>。2018-19シーズンは、毎回大人気!さまざまな打楽器が登場する、観て聴いて楽しい<パック・パーカッション!>からスタートです!
今回特別ゲストに迎えるのは、これまでにPACの定期演奏会にゲスト奏者として出演を重ねてきた、佐渡芸術監督の信頼厚い、関西打楽器界を牽引し続ける2人の名手、ティンパニの中谷満とパーカッションの坂上弘志。日頃オーケストラ内では後方に位置し、時に緻密にリズムを刻み、時に力強く音楽をリードするパーカッショニストたちが、数々の打楽器を鮮やかに操り、エキサイティングな音楽を生み出す姿を、たっぷりとご覧に入れましょう!
文字通り、木を叩いて演奏されるライヒの「木片のための音楽」から、ピアノと打楽器だけでまるでオーケストラのような豊かなサウンドが生み出されるバルトークの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」まで、ゲストとPACメンバーが描く多彩な打楽器アンサンブルを、心ゆくまでお楽しみください。

曲目

ライヒ : 木片のための音楽
ケージ : サード・コンストラクション
シローン : サンバ・クラシコ
加藤大輝 : ケルベロス・ドラムス
コペツキ : 蛇の歌
バルトーク : 2台のピアノと打楽器のためのソナタ
ラヴェル : ボレロ

※当初記載しておりました「フーバー : クラッシュ・ミュージック」は出演者の意向により、「ケージ : サード・コンストラクション」に変更となりました。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

出演

特別ゲスト/中谷 満 (ティンパニ)
坂上 弘志 (パーカッション)
出演/PACパーカッション・メンバー

主催

兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

中谷 満

ティンパニ

中谷 満

Mitsuru Nakatani

1973年京都市立芸術大学音楽学部打楽器専攻卒業。同年大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。1977年より1年間旧西ドイツ国立ベルリン高等学院に留学。ベルリン・フィル首席ティンパニストW.テーリヒェン及び国立ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団首席打楽器奏者K.キースナーに師事し、ベルリン放送管弦楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団などに出演。帰国後、大阪フィルハーモニー交響楽団に復団。1990年よりパーカッション・アンサンブル「シュレーゲル」を主宰。オーケストラでの演奏の他、数多くの協奏曲独奏やアンサンブルの活動を行う。特に、師であるテーリヒェン「ティンパニ協奏曲」を長年にわたり公演。
新作初演にも意欲的に取り組み、2010年酒井格、2012年大前哲による「ティンパニ協奏曲」を初演するなどティンパニ演奏の可能性を拡げている。2014年、2015年、フライブルク音楽大学打楽器科定期公演に招聘され、マスタークラスを行う。これまでに日本管打楽器コンクール、松方ホール音楽賞、全日本吹奏楽コンクール等の審査員を務める。現在、相愛大学音楽学部教授。同志社女子大非常勤講師。関西打楽器協会副理事長。

坂上 弘志

パーカッション

坂上 弘志

Hiroshi Sakagami

1973年大阪フィルハーモニー交響楽団入団、2012年の退団まで39年間在籍。80年ニューヨークに留学、ニューヨーク・フィル首席ティンパニスト=R.コーロフ氏に師事。82年、大阪フィルとジョリベの「打楽器協奏曲」を共演。1984年・86年・89年リサイタル開催。92年文化庁海外派遣研修員として再度ニューヨークにて研修。94年主宰する打楽器アンサンブルを率いてニューヨーク・カーネギーホール、96年ニュージーランド・クライストチャーチ、99年アテネ・ヘロディス・アティコス音楽堂/02年ウィーン・ムジークフェラインにて公演。97年≪尼崎市民芸術賞≫奨励賞受賞。99年、05年「日本管打楽器コンクール」審査員。吹奏楽コンクールの審査員として招かれ、北海道・北陸・東海・関西・四国・中国・九州各府県・支部大会の他、全日本の審査員を務める。
また、中学校・高校・大学・職場・一般のバンド指導に携わり、大阪府立淀川工科高校の指導を45年にわたり現在も指導。
現在、全日本打楽器連盟副会長、関西打楽器協会理事長、ザ・シンフォニーホール館長代理、パール楽器製造㈱・プレイウッド両社アドヴァイザースタッフ。