2019-2020 シーズンコンサート
- 室内オーケストラ
- 予定枚数終了
PACチェンバー・オーケストラ with フォルクハルト・シュトイデ
2020年1月10日(金) 15:00
豊潤な音色、完璧なテクニック
世界最高峰ウィーン・フィルのコンサートマスター
4年ぶりのPAC登場!
世界に名だたるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター、フォルクハルト・シュトイデが4年ぶりにPACチェンバー・オーケストラに登場します。
前半にお贈りするのは、ヴァイオリンの甘美なメロディーが魅力的なベートーヴェンの「ロマンス」、ソロのヴァイオリンとヴィオラが歌うように紡ぐモーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」と、シュトイデのソロの技を存分にご覧いただけるプログラム。名器ストラディヴァリウスから生まれる艶やかな音色、正確無比なテクニック、そして音楽の都ウィーンならではの洗練された歌心を存分にお楽しみください。ヴィオラの山碕智子は、国際的に活躍する「ロータス・カルテット」のメンバーを務める名ヴィオリスト。2人の洒脱な掛け合いが期待されます。
後半は、モーツァルト最後の交響曲にして最高傑作とも謳われる「ジュピター」。20年近くウィーン・フィルを牽引し続けるシュトイデが、コンサートマスターとして若いPACメンバーをどんな風にリードするのか。小ホールならではの臨場感と共に、じっくりとお楽しみください!
ベートーヴェン : ロマンス 第2番 ヘ長調 op.50
モーツァルト : ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364(320d)
モーツァルト : 交響曲 第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
ヴァイオリン/フォルクハルト・シュトイデ
ヴィオラ/山𥔎 智子
管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団
兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
ヴァイオリン
フォルクハルト・シュトイデ
Volkhard Steude
1971年ライプツィヒ生まれ。1988年からベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学で学ぶ。1993年にはグスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラの第1コンサートマスターに就任。1994年ベルリンでディプローム取得の後、ウィーンに移り、アルフレート・シュタール教授の下で更に研鑽を積む。
1994年11月にはウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに弱冠23歳で就任。更に2000年からはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めている。
また、ウィーン・フィルでは、ジュゼッペ・シノーポリやダニエル・バレンボイム等の指揮によりソリストとしても共演しているほか、ヨーロッパと日本で数多くのソロ活動を展開。その多くが放送用にライブ録音され、またCDとしてリリースされている。
室内楽にも熱心に取り組んでおり、2002年からはウィーン・フィルのメンバーで構成される室内楽アンサンブル、ウィーン・ヴィルトゥオーゼンのコンサートマスターほか、シュトイデ弦楽四重奏団を結成して、ウィーン楽友協会で定期演奏会を開催するほか、欧州内及び日本で度々ツァーを行うなど、その活動は非常に注目を集めている。
使用楽器は1718年製のアントニウス・ストラディヴァリウス(ヴィオッティ、ロゼらがかつて所有)で、オーストリア国立銀行より貸与されている。