2022-2023 シーズンコンサート

  • 定期演奏会
  • 予定枚数終了

兵庫芸術文化センター管弦楽団 2022-23シーズン
第143回定期演奏会
佐渡 裕 ブラームス第2番【8月4日(金) 公演】

日時

2023年8月4日(金)15:00(開場 14:15)

会場

兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

オーケストラが描き上げるさまざまな大自然の姿

シーズンの最後を飾るのは、佐渡裕芸術監督こだわりの多彩なプログラム。20世紀イギリスの作曲家、ブリテンのオペラ「ピーター・グライムズ」は、1945年に初演された代表作。その組曲「4つの海の間奏曲」について佐渡芸術監督は、「バーンスタインが最後の来日公演で取り上げた特別なレパートリー。嵐や月の夜の情景を神秘的に描き、ブリテンの天才ぶりが示されている作品です。これまでPACでブリテンを紹介する機会は多くなかったけれど、今後取り上げていきたい大好きな作曲家」と話します。
同じく20世紀、ドイツで活躍したヒンデミットの室内協奏曲第5番は、ヴィオラの協奏的作品。ソリストには、佐渡芸術監督が演奏を聴いて圧倒されたという逸材、谷口朱佳を迎えます。
後半は、ドイツ後期ロマン派の作曲家、ブラームスの交響曲第2番。美しい湖畔の街ペルチャハで着手された作品で、大自然を思わせる穏やかな音楽が魅力です。
「20世紀の新しい作品に触れつつ、ドイツ音楽を代表するあたたかい作品をじっくり楽しむことで、やはりオーケストラっていいなと感じていただけたら」と佐渡芸術監督。その音と描写力に圧倒される時間を、お楽しみに。
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7/7更新

谷口朱佳さんの師、ベルリン・フィルヴィオラ奏者のワルター・ケスナー氏よりメッセージが届きました。
世界最高のヴィオラ奏者、タベア・ツィマーマン以来の才能と氏も驚きの超新星をお聴き逃しなく!

曲目

ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」より「4つの海の間奏曲」
ヒンデミット:室内音楽 第5番
ブラームス:交響曲 第2番

出演

指揮・芸術監督/佐渡 裕
ヴィオラ/谷口 朱佳
管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団

主催

兵庫県
兵庫県立芸術文化センター

助成
文化庁
料金

A ¥4,000/B ¥3,000/C ¥2,000/D ¥1,000

チケット

2/25(土)10:00AMより会員先行予約開始!

■芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255
 (10:00AM‐5:00PM/月曜休み ※祝日の場合翌日)
 2/25(土) 10:00AMより会員先行予約受付開始
 2/26(日)より一般発売
 窓口での発売2/28(火)より開始(残席がある場合のみ)

■チケット取扱いプレイガイド
 2/26(日)10:00AMより発売(インターネット限定)
チケットぴあ
ローソンチケット
イープラス
 ※プレイガイドでのお取り扱いについては、各プレイガイドにお問い合わせください。

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※やむを得ない事情により公演の中止や、出演者・曲目等が変更となる場合があります。
あらかじめご了承ください。

佐渡裕

芸術監督

佐渡 裕

Yutaka Sado

京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。1995年第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝。
これまでパリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルンWDR交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団(現・NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)等、欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。2015年より、オーストリアを代表し110年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任し、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。オランジュ音楽祭「蝶々夫人」(演奏:スイス・ロマンド管弦楽団)、トリノ王立歌劇場「ピーター・グライムズ」、「カルメン」、「フィガロの結婚」など海外のオペラ公演の実績も多数。
国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務める。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団を指揮した19枚目のCD「マーラー:交響曲第4番」を2024年1月にリリース。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP文庫/新書)など。 2023年4月より新日本フィルハーモニー交響楽団第5代音楽監督に就任。

オフィシャル ファンサイト : http://yutaka-sado.meetsfan.jp/

谷口 朱佳

ヴィオラ

谷口 朱佳

Ayaka Taniguchi

3歳よりヴァイオリン、14歳よりヴィオラを始める。これまでに、ヴィオラ川﨑和憲、ワルター・ケスナー、佐々木亮、今井信子、百武由紀、中村洋乃理、中村翔太郎、川﨑雅夫各氏、ヴァイオリンを松原勝也氏より指導を受ける。16歳で、第75回TIAA全日本クラシック音楽コンサートにて優秀賞、第74回TIAA新人演奏会オーディションにて優秀新人賞を受賞。17歳で東京国際芸術協会芸術公演助成 事業ソロリサイタル、19歳で音楽ネットワーク「えん」主催ソロリサイタルを行う。昨年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を単独で訪問し、自身の演奏披露、オーケストラ・リハーサルへの参加等様々な研修を通して音楽の幅を広げ、同楽団メンバーから高い評価を受ける。また、第38回霧島国際音楽祭マスタークラス、丹波篠山2022年ヴィオラマスタークラス、小野文化財団 主催「ヴィオラ塾2022」に参加する等、音楽活動の研鑽を積んでいる。東京藝術大学音楽学部2年次在学中(2023年2月現在)。