2022-2023 シーズンコンサート
- 定期演奏会
- 予定枚数終了
兵庫芸術文化センター管弦楽団 2022-23シーズン第142回定期演奏会井上道義 最後の火の鳥【6月18日(日) 公演】
2023年6月18日(日)15:00(開場 14:15)
【チケット再販のお知らせ】
6/17(土)10:00より、6/17(土)・18(日)分の第142回定期演奏会のチケットを再販します。
お申込みは芸術文化センターウェブサイト、電話、窓口にて承ります。
※指揮者変更のお知らせ(6/14)
井上道義氏(指揮)が健康上の理由により出演できなくなりました。
代わりまして、6/16(金)・17(土)は井田勝大氏が、6/18(日)は横山奏氏が出演いたします。
曲目など他に変更はありません。
井上道義氏の出演を楽しみにお待ちいただいたお客様には、心よりお詫び申し上げます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます
詳細はこちらをご覧ください。
ダンスと音楽で織りなす、燃え上がる舞台
2024年の引退を宣言したマエストロ井上道義が、ついにPACと最後の定期演奏会を迎えます!そのプログラムに選んだのは、鮮烈なリズムとハーモニーが炸裂する、オール・ストラヴィンスキー・プログラム。
ストラヴィンスキーのバレエ「妖精の口づけ」は、スイスの山奥を舞台に、美しい妖精の女王と、彼女との出会いにより悲劇的な運命をたどる青年をめぐる物語。20世紀にニジンスカやバランシンが振り付けを担当した、隠れた名作バレエです。
さらに、マエストロ井上による2021年6月公演の演奏も記憶に新しいバレエ音楽「火の鳥」を、今度は舞踊付きで上演。現代ダンスシーンを牽引する森山開次、元新国立劇場バレエ団プリンシパルの本島美和ほか、優れたダンサーたちを迎え、華やかなステージをお届けします。
これまで幾度も、熱くドラマティックなタクトでPACを名演に導いてくれた、マエストロ井上。大空に羽ばたき、燃え上がるような壮大なスケールの音楽で、そのフィナーレを飾ります!
<オール・ストラヴィンスキー・プログラム>
ディヴェルティメント(バレエ音楽「妖精の口づけ」による)
バレエ音楽「火の鳥」(1910年原典版)
指揮:横山 奏(※当初発表より変更)
舞踊:森山 開次、本島 美和ほか
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
【キャスト】★バレエ音楽「火の鳥」のみ出演 ※2/10追記
男/森山 開次★
王女の亡霊/本島 美和★
火の鳥/碓井 菜央、梶⽥ 留以、南 帆乃佳、浅沼 圭、⽔島 晃太郎、根岸 澄宜★
■スタッフ
【バレエ音楽「火の鳥」】※2/10追記
総監督/井上 道義
演出・振付・出演/森山 開次
舞台監督/酒井 健
照明/足立 恒
衣装デザイナー/武田 久美子※5/23追記
衣装製作/武田久美子・工房いーち・内田智子・飯高絵莉聖・根岸麻希※5/23追記
金属装飾/森千尋※5/23追記
美術プラン/森山 開次
兵庫県
兵庫県立芸術文化センター
公益財団法人アフィニス文化財団
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※やむを得ない事情により公演の中止や、出演者・曲目等が変更となる場合があります。
あらかじめご了承ください。
指揮
井上 道義
Michiyoshi Inoue
ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督、大阪フィルフィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。2014年4月、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。2017年大阪国際フェスティバル「バーンスタイン:ミサ」を、2019年オペラ「ドン・ジョヴァンニ(森山開次演出)」を、2015&2020年オペラ「フィガロの結婚(野田秀樹演出)」を、いずれも総監督として率い既成概念にとらわれない唯一無二の舞台を作り上げている。2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」、2018年「大阪文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」、2019年「有馬賞」を受賞。2018年9月、日越外交関係樹立45周年記念 NHK交響楽団ベトナム公演を成功に導き、70歳を超えた現在その演奏は益々円熟味を増している。オーケストラ・アンサンブル金沢桂冠指揮者。
舞踊
本島 美和
Miwa Motojima
盟川美恵子工コール・ド・パレエ、橘パレ工学校を経て2000年牧阿佐美パレエ団に入団。01 年新国立劇場バレエ研修所第1 期生として入所。03年に研修所を修了し、研修所修了生として初めて新国立劇場パレエ団契約ソリストとなる。05年『カルメン』(石井潤振付)で主役に抜擢され、以後『ドン・キホーテ{くるみ割り人形』『ジゼル』などの古典作品、『椿姫ハ牧阿佐美振付)、『コッベリア』(プティ振付)『こうもり』(プティ振付)、『アラジン』(ピントレー振付)、『ロメオとジュリエット』(マクミラン振付)など、新国立劇場の数多くの作品で主演。 古典から新作まで幅広いレパートリーを持つ。06年度財団法人橘秋子記念財団スワン新人賞受寅。07年度ACC CM フェスティバルベスト演技賞受賞(サントリー「DAKARA」)。11 年新国立劇場バレエ団プリンシパルに昇格。22年新国立劇場パレエ団を退団し、同年新国立劇場バレエ研修所主任講師補に就任。
舞踊
森山 開次
Kaiji Moriyama
舞踊家/振付家/演出家。21 歳でダンスを始める。2005年ソロダンス『KATANA』で「競異のダンサー」(ニューヨークタイムズ紙)と評され、07年ヴェネツィア・ピエンナーレ招聘。12年発表の『曼荼羅の宇宙』にて芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。13年文化庁文化交流使。19年『ドン・ジョヴァンニ』(総監督・指揮:井上道義)でオペラ初演出。20年新国立劇場パレエ団『竜宮』演出振付美術衣裳。21年TOKY02020バラリンピック開会式演出・チーフ振付。同年カイヤ・サーリアホ作曲の国際共同制作オペラにソロダンサーとして起用され、ヴェネツィア・ピエンナーレに参加。
能・雅楽など伝統芸能とのコラポレーションや映画・テレビ・広告・ファッションなど、ジャンルを自在に横断した活動で、現代のダンスシーンを牽引するアーティストの一人である。
指揮
横山 奏
Kanade Yokoyama
1984年札幌市生まれ。北海道教育大学札幌校芸術文化課程音楽コースを卒業後、桐朋学園にて学び、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程を修了。指揮をダグラス・ボストック、尾高忠明、高関健、中村隆夫、黒岩英臣の各氏に師事。打楽器を真貝裕司氏に、声楽を桑野敏明、雨貝尚子の各氏に師事。2017年WMC Kerkrade指揮者コンクール第3位。2018年第18回東京国際音楽コンクール第2位&聴衆賞を受賞。これまでに札響、仙台フィル、山響、都響、読響、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、東京シティフィル、東京佼成ウインド、千葉響、名古屋フィル、京響、大阪フィル、日本センチュリー響、関西フィル、大響、オオサカ・シオン、広響、九響などと共演を重ねている。2015-2017年、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団指揮研究員。2019年 北海道二期会創立55周年記念「レオンカヴァッロ:道化師」を、2021年 田尾下哲演出「バーンスタイン:キャンディード」を指揮し大成功に導いている。