2022-2023 シーズンコンサート
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兵庫芸術文化センター管弦楽団 2022-23シーズン第142回定期演奏会井上道義 最後の火の鳥【6月17日(土)公演】
2023年6月17日(土)15:00(開場 14:15)
ダンスと音楽で織りなす、燃え上がる舞台
2024年の引退を宣言したマエストロ井上道義が、ついにPACと最後の定期演奏会を迎えます!そのプログラムに選んだのは、鮮烈なリズムとハーモニーが炸裂する、オール・ストラヴィンスキー・プログラム。
ストラヴィンスキーのバレエ「妖精の口づけ」は、スイスの山奥を舞台に、美しい妖精の女王と、彼女との出会いにより悲劇的な運命をたどる青年をめぐる物語。20世紀にニジンスカやバランシンが振り付けを担当した、隠れた名作バレエです。
さらに、マエストロ井上による2021年6月公演の演奏も記憶に新しいバレエ音楽「火の鳥」を、今度は舞踊付きで上演。現代ダンスシーンを牽引する森山開次、元新国立劇場バレエ団プリンシパルの本島美和ほか、優れたダンサーたちを迎え、華やかなステージをお届けします。
これまで幾度も、熱くドラマティックなタクトでPACを名演に導いてくれた、マエストロ井上。大空に羽ばたき、燃え上がるような壮大なスケールの音楽で、そのフィナーレを飾ります!
<オール・ストラヴィンスキー・プログラム>
ディヴェルティメント(バレエ音楽「妖精の口づけ」による)
バレエ音楽「火の鳥」(1910年原典版)
兵庫県
兵庫県立芸術文化センター
公益財団法人アフィニス文化財団
A ¥4,000/B ¥3,000/C ¥2,000/D ¥1,000
※チケットのご購入には先行予約会員の登録が必要です。
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※マスクを着用など、新型コロナウイルス感染対策へのご協力をお願いいたします。詳しくは<当センターをご利用のお客様へ>をお読みください。
※最前列はB列です。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※やむを得ない事情により、出演者・曲目等が変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

指揮
井上 道義
Michiyoshi Inoue
ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督、大阪フィルフィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。2014年4月、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。2017年大阪国際フェスティバル「バーンスタイン:ミサ」を、2019年オペラ「ドン・ジョヴァンニ(森山開次演出)」を、2015&2020年オペラ「フィガロの結婚(野田秀樹演出)」を、いずれも総監督として率い既成概念にとらわれない唯一無二の舞台を作り上げている。2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」、2018年「大阪文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」、2019年「有馬賞」を受賞。2018年9月、日越外交関係樹立45周年記念 NHK交響楽団ベトナム公演を成功に導き、70歳を超えた現在その演奏は益々円熟味を増している。オーケストラ・アンサンブル金沢桂冠指揮者。

舞踊
森山 開次
Kaiji Moriyama
舞踊家/振付家/演出家。21 歳でダンスを始める。2005年ソロダンス『KATANA』で「競異のダンサー」(ニューヨークタイムズ紙)と評され、07年ヴェネツィア・ピエンナーレ招聘。12年発表の『曼荼羅の宇宙』にて芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。13年文化庁文化交流使。19年『ドン・ジョヴァンニ』(総監督・指揮:井上道義)でオペラ初演出。20年新国立劇場パレエ団『竜宮』演出振付美術衣裳。21年TOKY02020バラリンピック開会式演出・チーフ振付。同年カイヤ・サーリアホ作曲の国際共同制作オペラにソロダンサーとして起用され、ヴェネツィア・ピエンナーレに参加。
能・雅楽など伝統芸能とのコラポレーションや映画・テレビ・広告・ファッションなど、ジャンルを自在に横断した活動で、現代のダンスシーンを牽引するアーティストの一人である。

舞踊
本島 美和
Miwa Motojima
盟川美恵子工コール・ド・パレエ、橘パレ工学校を経て2000年牧阿佐美パレエ団に入団。01 年新国立劇場バレエ研修所第1 期生として入所。03年に研修所を修了し、研修所修了生として初めて新国立劇場パレエ団契約ソリストとなる。05年『カルメン』(石井潤振付)で主役に抜擢され、以後『ドン・キホーテ{くるみ割り人形』『ジゼル』などの古典作品、『椿姫ハ牧阿佐美振付)、『コッベリア』(プティ振付)『こうもり』(プティ振付)、『アラジン』(ピントレー振付)、『ロメオとジュリエット』(マクミラン振付)など、新国立劇場の数多くの作品で主演。 古典から新作まで幅広いレパートリーを持つ。06年度財団法人橘秋子記念財団スワン新人賞受寅。07年度ACC CM フェスティバルベスト演技賞受賞(サントリー「DAKARA」)。11 年新国立劇場バレエ団プリンシパルに昇格。22年新国立劇場パレエ団を退団し、同年新国立劇場バレエ研修所主任講師補に就任。