スーパーキッズ・オーケストラ パリ演奏旅行 報告

佐渡芸術監督とスーパーキッズ・オーケストラ(SKO)45名が、パリで行われる東日本大震災より1年の節目のイベントに参加するため、
2012年3月9日(金)より13日(火)までパリに滞在し、パリ市内3ヵ所で演奏を披露いたしました。

3月9日(金) ノートルダム寺院 東日本大震災一年後のパリ追悼集会

シャルル・ド・ゴール空港に降り立ち、すぐに迎えのバスに乗ってノートルダム寺院へ。
長旅の疲れも吹っ飛ぶようなパリの街並みの美しさにメンバーはくぎ付け。
ノートルダムでは2千人もの聴衆に迎えていただきました。
日本へのお祈りと通常ミサを行った後、30分間の鎮魂演奏。
最後は皆さん総立ちで拍手喝さいでした。

入場者数 : 約2,000人
発起人 : パリ在住邦人有志
代表 : 高田賢三

3月10日(土) シャトレ座 ロビーコンサート

ノートルダムの近く、セーヌ川右岸に19世紀に建てられたシャトレ座。
今回はホワイエでの1時間のミニコンサートでしたが、
豪華で美しいホワイエは、19世紀の面影そのまま。贅沢なサロンコンサートでした。
終了後は、ホワイエのバルコニーで、お客さまと一緒にカクテルパーティー。
ボランティアの方が用意してくださったおにぎりが、メンバーの疲れを癒してくれました。

入場者数 : 約250人(会員限定)
主催 : Le cercle international des amis et mécènes du théâtre du Châtelet(シャトレ座友の会)、
         日仏経済交流委員会

3月11日(日) 3.11メモリアルコンサート at UNESCO

エッフェル塔前の長方形の公園、シャン・ド・マルス公園のそばに建つユネスコ本部。
今回のパリ演奏旅行のメインイベントの会場です。
日頃は国際会議が開かれる会議場がコンサート会場に変身しました。
昨年8月に佐渡監督とメンバーが訪問した岩手県釜石市の旅館「宝来館」の女将、岩崎さんも
駆けつけメッセージを発信したほか、
世界的ピアニスト、辻井伸行さんとも親交を深めることができました。

入場者数 : 約1,300人(満席)
出演 : 佐渡 裕(指揮)、辻井伸行(ピアノ)、周防亮介(ヴァイオリン)、
         スーパーキッズ・オーケストラ、ジャポネード・オーケストラ
主催 : ユネスコ職員組合、パリ日本文化会館、ジャポネード
* 入場料と当日募金(約400万円)は
    東日本大震災子ども支援ユネスコ協会連盟就学支援奨学金と石巻明友館に寄付予定

出演者の渡航費などに、3月6日(火)に行われた「佐渡裕&スーパーキッズ・オーケストラ特別演奏会」の入場料および皆さまからの募金、協賛企業からの協賛金を役立たせていただきました。 ご協力いただきました皆さまに深く感謝申し上げます。ありがとうございました。 入場料収入:3,892,000円  募金:1,018,209円 協賛: ピアス、富士火災、大阪ガス ご寄付者(敬称略): 雄山、多可町ベルディーホール、塩路忠彦、岡田晴美、仙台フィルハーモニー管弦楽団

スーパーキッズ・オーケストラ パリ演奏旅行 ご支援へのお礼

 先月、3月11日にフランス・パリで行われました「3.11メモリアルコンサートat ユネスコ」への、スーパーキッズ・オーケストラ(SKO)参加においての多くの皆様からの多大なるご支援については、改めまして感謝申し上げます。

 現地の模様は、日本国内のニュース映像で繰り返し放送されましたので、ご覧いただいた方々も多いと思いますが、おかげさまをもちまして、SKO45名、パリにおいての「東日本大震災への世界中の支援に対する感謝のメッセージを発信する」という大役を見事に果たし、全員無事に帰国することができました。

 阪神・淡路大震災からの復興のシンボルである“兵庫県立芸術文化センター”で活動するSKOであるからこそ、今回の使命を担うにふさわしい存在であり、パリにおける一連の活動が、東日本大震災に対する世界からの支援への感謝と、被災地の鎮魂、そして、励ましを届ける価値ある機会となりました。

 今後も、SKOが昨年より取り組んできた「音楽における心の支援」をさらに充実させ、また、今回の海外公演における成功を糧に、「音楽における平和外交」についても積極的に取り組んでいきたいと思っておりますので、引き続き、SKOを応援いただきますよう、心よりお願い申し上げます。

平成24年4月吉日

兵庫県立芸術文化センター
芸術監督 佐渡 裕