ペーター=ルーカス・グラーフ : Pater-Lukas Graf

フルート

ペーター=ルーカス・グラーフ

Pater-Lukas Graf

 1929年1月5日、スイス・チューリッヒに生まれる。チューリッヒ音楽院でアンドレ・ジョネに、パリ音楽院でマルセル・モイーズとロジェ・コルテに師事。ヴィントゥアー市立管弦楽団、ルツェルン音楽祭管弦楽団で首席フルート奏者を歴任。53年ミュンヘン国際音楽コンクールで優勝。指揮者としては1960年ルツェルン歌劇場でデビューの後、1966年まで同劇場首席指揮者を務めた。日本へは1974年初来日。以後、ソリストとして、また講師として多数来日。1988年よりスイス・フルート協会会長。
 レコーディングも多数あり、2005年ピアニストとして活躍する末娘アグライア・グラーフと親子共演でバッハのフルートソナタを収録したCD「グラーフ&グラーフ」はヨーロッパで大反響を呼んだ。また80歳来日記念盤として、過去の演奏音源からグラーフ本人が選曲した『The Best of Peter-Lukas Graf』が3月10日にキングインターナショナルよりリリースされた。<チェックアップ>や<シンギング・フルート>など各国で使用されている著名なフルートの教則本の著書としても知られ、バーゼル音楽院教授としても長く多くの後進を育成してきた。ニコレ、ゴールウェイ、ランパルらと共に、20世紀フルートの黄金時代を築いた巨匠は、83歳になった現在もフルート奏者、また指揮者としても世界的に活躍を続けている。