室内楽シリーズ38 PAC WINDS!

クラリネット界のスーパー・プレイヤー セバスティアン・マンツ がPAC WINDS!に再び登場!

弱冠22歳で世界最高峰ミュンヘン・コンクールに優勝!
クラシック界を牽引する注目のクラリネット奏者

  半世紀の歴史を誇る「ミュンヘン国際音楽コンクール」。滅多に1位を出さないことで名高いこのコンクールは、カラヤンが率いたベルリン・フィル黄金時代に首席奏者を務めたクラリネット界の巨匠カール・ライスターでさえも2位にとどまったほど難関であることで知られています。そんな世界最高峰のコンクールで、第1位の栄冠を勝ち取るクラリネット奏者が現れたのは2008年のこと。40年ぶり且つ史上3人目となる快挙を果たしたのは、当時22歳のセバスティアン・マンツでした。その後マンツは2010年に名門シュトゥットガルト放送交響楽団の首席奏者に就任、オーケストラ奏者としてキャリアを積み重ねながら、ソリストとしての活動も積極的に行っています。

PACメンバー に 突撃インタビュー!

  前回のPAC WINDSでマンツさんとステージを共にしたカルメン・イゾさん、そして昨年9月に入団した東紗衣さん、PACクラリネット奏者のお二人に公演への期待をお聞きしました!




―イゾさんは2012年12月のPAC WINDS!でマンツさんと共演されていますね、いかがでしたか?

イゾ   前回の室内楽公演は、本当に良い雰囲気で練習から本番までを終えることができました。それはマンツさんのお人柄による部分がとても大きかったと思います。練習初日に「僕は先生としてみんなに何かを教えるのではなく、仲間として一緒にアンサンブルを創り上げたい」と言ってくださって、その言葉通り出演者が一丸となった素晴らしい演奏会になりました。

―東さんはマンツさんのことをご存知でしたか?

  マンツさんのマスタークラスを受けたことがあります。PACに入団することが決まり、彼が室内楽公演にゲストで来ることを知った時はとても嬉しかったですね。マンツさんがミュンヘン国際コンクールで優勝したのは、ちょうど今の私と同じ22歳の時。そう考えると信じられませんね!素晴らしい奏者ですがまだ若いということもあって日本ではあまり知られていませんが、これからどんどん有名になられると思いますよ。

―マンツさんとの共演で印象に残っていることは?

イゾ   とにかく一緒に演奏することが気持ちよかったです。僕たちはフランス式の楽器、マンツさんはドイツ式の楽器を使っていて、構造や運指が異なるため音色を合わせることが難しいはずなのですが、彼の演奏はとても合わせやすく、楽器の違いも気になりませんでした。室内楽においては誰と演奏するかがとても重要。人間的に素晴らしいプレイヤーとの共演は本当に楽しいですね。マンツさんはすばらしい経歴をお持ちですが、自分の演奏に酔いしれたり僕たちにプレッシャーを与えたりすることもなく、心を通わせながら演奏してくれました。室内楽の醍醐味を味わうことができましたね。 室内楽は人数が少ない分、それぞれが担う役割が大きくなりますし、お互いのパートを深く理解する必要があります。プレイヤー同士の人間関係なども、演奏に大きく影響してくるんですよね。私はマンツさんのレッスンを受けたことはありますが一緒に演奏するのは3月の公演が初めてですので、今から待ち遠しいです。イゾさんの話を聞いて、ますます楽しみになりました!

室内楽シリーズ38
PAC WINDS!
2014年 3月 13日(木)・14日(金)
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