芸術文化センター管弦楽団 特別演奏会
ユベール・スダーン モーツァルトの旅 (全3回)
[第1回] ウィーン ~才能が花ひらいた街
神童モーツァルトゆかりの地
「ウィーン」「パリ」「プラハ」をめぐる三都物
神童と呼ばれた天才音楽家モーツァルトが、父レオポルトに連れられ初めての演奏旅行にでかけたのは わずか6才のこと。以降、35歳で人生の幕を閉じるまでにモーツァルトが訪れた場所は9カ国・200都 市にもなると言われています。人生の1/3を旅して過ごしたモーツァルトが10年間住まいを構えた「ウィ ーン」、そしてたびたび訪れ多くの作品を残した「パリ」「プラハ」。モーツァルトの旅の軌跡をたどるよう に、これら3都市にまつわる作品を順番にお届けするのが、「ユベール・スダーン モーツァルトの旅」。旅 のコンダクターとして登場するのは東京交響楽団の音楽監督を10年間務めたユベール・スダーン。スダーンはモーツァルト生誕の地であるザルツブルクでモーツァルトテウム管弦楽団の首席指揮者を13年間にわ たって務め、その功績からザルツブルク州及び市より勲章を授与されるなど、ザルツブルクと深いゆかりを 持っています。「フレッシュなPACとモーツァルトに取り組みたい」というマエストロたっての希望で実 現した今回のシリーズ、スダーン&PACと共にモーツァルト追体験の旅にでかけましょう。
[第1回] ウィーン ~才能が花ひらいた街
ザルツブルクを拠点にヨーロッパ各地を旅していたモーツァルトが、ウィーンに住まいを移したのは25歳のこと。それまでザルツブルクの宮廷音楽家としてさまざまな制約の中で音楽活動を行っていましたが、ウィーンでフリーの音楽家となり、新たな人生をスタートさせました。窮屈に感じていた宮廷仕えから解放されたモーツァルトは、演奏会の開催、作曲、レッスン、楽譜の出版など意欲的に音楽活動を行い、特にピアニストとして人気を得ました。 「交響曲 第6番」は11歳でウィーンに訪れた際に作られた作品。モーツァルトにとって、初めての4楽章構成の交響曲です。「ピアノ協奏曲 第25番」「交響曲第41番『ジュピター』」は、音楽家として充実期を迎えていた頃の作品にあたります。「交響曲 第41番」は後期三大交響曲のひとつであり、モーツァルトの最後の交響曲にふさわしく壮麗で威厳あふれた傑作です。 モーツァルトは亡くなるまでの10年間、ウィーンを拠点に活動を行いました。全作品の約半数を作曲し、妻コンスタンツェと出会うことにもなったこの街は、モーツァルトの第二の故郷と言えるのかもしれません。
【オール・モーツァルト・プログラム】
■ 交響曲 第6番 ヘ長調 K.43
■ ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503
■ 交響曲 第41番 ハ長調 「ジュピター」 K.551
指揮/ユベール・スダーン ![]()
ピアノ/小菅 優 ![]()
管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団
主催/兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
2014年 9月 27日(土) 15:00
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール [ 会場までの地図 ]
通し券は、ご好評につき、予定枚数を終了いたしました。
9月27日/12月13日/2月7日  3回通し券 A 7,500円 (全席指定/税込)
※通し券は3回を同じお席でご鑑賞いただきます。
※B席は1回券のみのお取り扱いとなります。
※プレイガイドでの通し券の取り扱いはございません。
1回券
A 3,000円/B 1,000円 (全席指定/税込)
お問合せ先・チケットご予約 : 芸術文化センターチケットオフィス : TEL 0798-68-0255
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※やむを得ない事情により、出演者・曲目等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。