兵庫芸術文化センター管弦楽団

邦人作品が勢揃い！
『ゴジラ』のテーマに、世界のタケミツ
和太鼓とオーケストラの共演作品で新たなる世界を体感

  2010年１月からレジデント・コンダクターに就任、これまでPACとさまざまな公演で共演を重ね、メンバーと着実に信頼関係を築いてきた岩村力が、定期演奏会に初お目見え！今回のプログラムは、こちらも初となる全曲邦人作品が並びます。ソリストとしてお迎えするのは、太鼓独奏者として、クラシックやロック、ジャズ、民族音楽などのさまざまなジャンルで活躍している林英哲。オーケストラとの共演も数多く、2000年にはベルリン・フィルとの共演も果たしています。林英哲と岩村力は過去に何度もタッグを組んでおり、その相性は抜群！今回取り組む「プレイゾーン組曲」は、ベルリン・フィルのメンバーによって設立されたシャルーン・アンサンブルと林英哲のために山下洋輔が書き下ろした作品。それをオーケストラ用にアレンジした改訂版、今回が初披露となります。岩村力と共演経験のある太鼓協奏曲の「飛天功」にも注目です。
  映画「ゴジラ」のテーマなど、怪獣映画の音楽を管弦楽作品として編曲した「ＳＦ交響ファンタジー」に、９月の定期演奏会でも独特の世界観を堪能いただいた、世界のタケミツの作品「鳥は星形の庭に降りる」と、演奏会ではなかなか耳にする機会の少ない作品が揃いました。オーケストラの無限の可能性を感じることができるこの演奏会、是非足をお運びください。

■ 伊福部 昭 ： ＳＦ交響ファンタジー 第１番
■ 山下 洋輔 ： プレイゾーン組曲 ◆
■ 武満 徹 ： 鳥は星形の庭に降りる
■ 松下 功 ： 飛天遊 ◆
    ◆は林英哲演奏曲

♪曲目解説

指揮／岩村 力 （レジデント・コンダクター）
太鼓／林 英哲
管弦楽／兵庫芸術文化センター管弦楽団