佐渡裕からのごあいさつ

多くの犠牲者を出した震災でした。
家族や友人を失った悲しみは想像できないものがあります。
しかし、生き残った人々は力を合わせ、
再び美しい街を作り直すことに全力を注いできたのです。
音楽やお芝居が、どれだけ多くの人に勇気と優しさを与えたことでしょう。
兵庫県立芸術文化センターは、美しくなった街の復興のシンボルとして誕生しました。
力強く、優しく、愛情があり、たくましい人の心がこの街を復興させたのです。
この復興が、この街のオーケストラの奏でる音によって、
世界に高らかに宣言されるのです。

兵庫県立芸術文化センター芸術監督 佐渡 裕